【リペア】フェンダー JAZZ BASS

フェンダーのジャズベースを預かりました。
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こちらの楽器、弦がフレットに当たると何やらパシパシと音が・・・
おかしいです。

フレットを軽く叩いてみても、パシパシ
指板を叩いてみても、パシパシ

おかしい・・・

はじめ、フレットの接着をすると治まるかと思いましたが、それではダメで
次に、パシパシ感の強い場所を数本フレット打ち直してみましたが少し治まりつつもイマイチ。

指板がおかしいみたいです。
ネックと指板の間か、指板の中かに空洞感があります。

ということで接着をします。

フレット交換の工程の中で指板の手当てをしていきます。

フレットを抜いて
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フレットを抜いた溝から接着。
しかしそれだけでは届かない指板部分があり、表面から小さい穴をあけてそこからサラサラの接着剤を少しずつ流し込むことに。ほんの少し垂らして近くを指でトントンと叩くと、スーッと吸い込まれるように入っていきます。結構入りました(苦笑)
ポジションマークの浮きもあったので処理しておきます。
指板調整もします。
こちらの楽器以前にフレットの交換がされていますが、その時指板調整はしていないようです。フレット交換の時は指板の反り等を取るチャンスなので、ここまでセットで作業するのことが多いです。

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全体を指で叩いてみて、さらに弦を張ってみてフレットレスの状態で確認をしました。

パシパシ感がなくなりました(安堵)

この状態でちょっと置いといて。ストラップピンの取り換えを。
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ジムダンロップのロックピンに交換しました。
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フレットを打ちました。
ステンレスフレットのSF-08です。
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フレットのエッジを処理し、指板を保護してフレットの仕上げをします。
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ステンレスのフレットの施工はニッケルシルバーの物と工程は同じですが、各工程を丁寧に仕上げていかないときれいになりません。焦らずじっくり。
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コントロール関係もガリが少し出ていたので接点復活剤を注入し
ピックアップの下に敷いてあるダンパーもカッチカチになっていたので交換しました。
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ピックアップはブリッジ側は取り換えられていて、ネック側は81年製であることが判明
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ナット部分です。
ナットのヘッド側ですが、指板調整時に塗装を取ってしまったので塗装風にしておきます。
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今回ナットは元の物がきれいに取れて、高さも足りたのでそのまま使うことにしました。
指板調整でローポジションを削ったので使えました。
そのナットも取り付け溝の加工もしました。
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各所調整をして完成です。
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ふつうに(笑)音が出るようになりました。
多少あったフレットのデコボコ感もなくなり弾きやすい楽器になったと思います。
これから弾き倒してもらえることでしょう。




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